チート能力

今日はお休みm(_ _)m

今日は一日中休日だったにも関わらず「希望の翼」はお休みですm(_ _)m でも、ちょいとネタ話をば 〜〜〜 もし、フェイトが配達物を受け取ったら 〜〜〜 配達屋「ちわーす、Amezinでーす」 フェイト「あーどもどもお疲れ様です」 配達屋「『センス・ハーブェ…

「希望の翼」 ♯天カラノ来訪者

1 ふと目を開けると、辺りは暗く、とても寒かった。草の感触がする。呼吸は、できる。手足も動く。 体は特に問題ないようだ。体を起こそう、立ち上がらなきゃ。そう体を起き上がらせようとした瞬間、体中に激痛が走る。 「(っ痛!!?)」 なんだよ、さっきまで…

「無翼の天使」 ♯静寂ト、瓦礫ト・・・

1 邪魔なダークマターたちはいなくなった。今ここにいる敵はあの布を体に巻いた人物のみ。しかも動けないと見た、これほどのチャンスはまたとないだろう。 アーク・トゥルスとベガはダッシュで動けなくなったグラビティ・デストロイヤーへと向かっていく。 …

「無翼の天使」 ♯最後ノ足掻キ

1 実際、何が起こっているのかなんてわからなかった。いや、恐らくわからない方が良いのだろう。自分の周りには沢山の人が倒れている。誰だかわからないが、普通じゃないのは確かだ。そして、その倒れている人々の中で一人だけ、不敵に笑って立っている人物…

「無翼の天使」 ♯翼モ輪モ

1 アーク・トゥルスとベガの二人は噴水広場に落ちていた瓦礫に身を潜めていた。布らしきものを体に巻いている人物がいるところより200mほど離れているが、星の戦士の目は常人より凄いため、問題は無かった。 2人はここに着いたばかりなので状況の把握はしき…

「無翼の天使」 ♯無翼ノ・・・

1 出遅れてしまった。ダークマターは1人、天界を飛んでいた。 第6島とかいうところでプレアデス星団と戦っていたら、ゼロ様が来てプレアデス星団を一気に蹴散らしてくれた。それから、我々はプレアデス星団を噴水のある広場に運んでいたのだが、自分は誰も…

「無翼の天使」 ♯只今セーブ中・・・

1 『復活に必要な呪文が違います(メモリーパッケージ)』・・・・・・。 『記憶の選択者』である『メモリーズ・セレクター』の能力。 記憶の選択者・・・・・・セーブデータを選んでロードをするようなことでもできるのだろうか? 「"うち"は生まれてきてから…

「無翼の天使」 ♯複数名

1 人格が変わった?否、人が変わったのだろうか?デネブが知っている限りでは、フェイト・プロフェットの一人称は"私"、"ぼくちん"、"あちき"、"本官"、そして今の"うち"・・・・・・。 おふざけでもここまで一人称を変えやしないだろう。しかも一人称ごとに口…

「無翼の天使」 ♯仕上ゲ

1 「んん〜・・・見失っちゃったかぁ・・・・・・」 噴水広場の噴水に座っているフェイトはベテル・ギウスとポルックスの追跡から戻ってきたダークマターたちの様子を見てそう悟った。 「まぁ、捜せば見つかるよね、先にこっちを終わらせちゃおうかな?」 フ…

「無翼の天使」 ♯希望ノ石

1 心臓が止まりそうになった。いや、一瞬だけ確実に止まっていた。ベテル・ギウスの背筋に悪寒が走る。ベタベタした汗が一気に流れ出た。体中が小刻みに震え始める。鼓動の音が周りにも聞こえそうなほど大きく思えた。よくわからないがベテルの体は間違いな…

「無翼の天使」 ♯口調ト一人称

1 よくよく考えてみれば、ベガにはもう少し残ってもらった方がよかったかもしれない・・・。 「やっべぇな・・・」 フォー・マルハウトは戦場のど真ん中で嘆息した。ベガが残ってくれていればもっとこちらが有利になっていたかもしれない。 だが戦況は五分五…

「無翼の天使」 ♯別レ

1 ポルックスはベテル・ギウスとソルの会話の内容を理解できていなかったが、その内容に違和感を覚えた。 先程、ベテルは会話の中でこう言った。 『やったことないので出来るかどうかの確証はありませんね。』 そしてソルはこう言った。 『よくわかんねぇん…

「無翼の天使」 ♯下界ト希望ヘノ道

1 ベテル・ギウス、ポルックスの二人は、下界に行くことを決意した。 「・・・それで、どうやって天界に行けばよろしいのですか?」 下界に行くならば下界に行く手段を知らなければならない。普通、『実戦部隊』もしくは『情報処理』に昇格しなければ下界への…

「無翼の天使」 ♯時間ノ違イ

1 「・・・そうか、すまんな、お前たちにすべて任せてしまって・・・」 高さ20m弱の扉の奥からソルの申し訳なさそうな声が聞こえてきた。 「め、滅相もないです・・・!僕たちは自分の意思で戦ったんですから・・・!!」 ベテル・ギウスはソルの驚きの言葉に困…

「無翼の天使」 ♯武器ノ雨

1 とにかく突破口を見つけなければ・・・ベテルは相手にダメージを与える方法を考える。 「(剣技では間違いなくあいつが上、たとえ触れたとしても電撃がくる・・・避雷針はもう使えない・・・くっ)」 傷も小さくはない・・・出血も多い、ベテルが倒れるのも…

「無翼の天使」 ♯交ワル二人

行間 アークはソルの言われたとおりに神殿の外でベガとベテルの帰りを待っていた。しかし、一向に帰ってくる気配がない。 「・・・(あれから20分待ったが、人っ子一人来ないとは・・・何かあったのか?)」 アークは退屈そうに神殿の壁に腰かけていたが、20分…

「無翼の天使」 ♯接触

1 「よく聞けアーク」 いつの間にいたのか、扉の向こうからソルがよく通る声で言う。 「もうすぐベガとベテルが市民を連れてここに来るはずだ。外に出て彼女等を待っていてほしい。」 「・・・はい」 戦士はたくさん傷つくかもしれない、だがせめて市民だけ…

「無翼の天使」 ♯隠サレタ能力

1 頭の左側に生えている角が光り出した。しかし角自体にそんな発光能力はない。 これはカストルの能力が発動している証なのだ。 そんなことを知る由もないダークマターは迷わずカストルに攻撃を仕掛ける。バチッ、と雷が弾ける。 「ぬん・・・!」 6体分の雷…

「無翼の天使」 ♯『守ルコト』ガ俺ノ生キ方

1 逃げる。ただひたすら逃げる。逃げて逃げて、徐々に神殿との距離を縮める。たかが400mだ、走ればすぐにたどり着く。ベテルとポルックスは少しでもダークマターとの距離を伸ばすため、一歩一歩に力を込めて走った。 「・・・・・・っ」 まともに呼吸する暇…