読書厨
1 夕飯を食べ終え、デネブとアルタイルは自室に戻っていた。 アルタイルの部屋だが、デネブがベッドを占領していた。当のアルタイルはというと、机で本を読んでいる。 『結局本は読むんだね、まぁ家なら別にいいか』 デネブはベッドでポヨンポヨンと跳ねてい…
『さてと・・・アルタイル、話があるんだ』 ベガが見えなくなってしまったところで、デネブは口を開いた。どうやらふざけている様子ではなさそうだ。 『話・・・?』 2人は再び歩き始める。他校の生徒であるデネブにとっては初めての道でそわそわしながら歩…