「無翼の天使」 ♯失ワレシ希望ノ光

                       1
『神殿』よりもずっと北の方角に『七星の祠』という建物がある。その名の通り、そこに『北斗七星』がいる。『北斗七星』は滅多に表に出てこない。ほとんど祠の中で生活しているのだ。彼らは祠の中で何をやっているのか、それはソルでさえ知らない。
唯一『北斗七星』のトップ"ドゥーベ"とアーク・トゥルスは師弟関係である。アークはドゥーベのことをとても信頼していて、たまに相談に乗ってもらったりしている。
そんなアークはソルからの命を受け、『北斗七星』に救援をしてもらえるよう頼み込みに向かっていた。
こちらまで騒ぎは広まっていなかった。久しぶりの静寂、風の音だけしかアークの耳には聞こえてこない。
「(どんな騒ぎも、師匠たちがいてくれれば百人力だ。はやく行かなければ・・・!)」
アークはひたすら北へ進んだ。

数十分後、

アークは何事も無く『七星の祠』に辿り着いた。高さはだいたいアパート六階分くらいだろうか?広さ的には小さな学校と同じくらいだ。
ここの空気は他と違っていて、そこにいると自然に背筋が伸びる。
「・・・ごく」
何度も来ているはずなのに、アークは何故か息を飲む。

アークは祠の扉をキィッと静かに開けた。扉を通った後、外を見渡しながら扉を閉める。まっすぐ伸びる廊下を進むと大きな広間に出た。広間には高さ5mほどの椅子が七つあり、いつもそこに彼らは座っているのだが、
「・・・ドゥーベ師匠、アーク・トゥルスです。どこにおいでですか?」
アークは大きな声で師の名前を呼ぶ。しかしいつまでたっても反応が無い。
「おかしいな?いつもなら二秒以内に誰かが返事をするはず・・・」
師匠!!とアークはもう一度師を呼んだ。しかし返事がない。
アークは隣の部屋に移動し、師匠を何度も呼んでみた。返事は、無かった。
さすがにおかしい、とアークは思い、祠中を捜した。しかし、どこにも『北斗七星』はいなかった。
「・・・師匠?」
アークはそこでようやく理解した。

「北斗七星が・・・いない?」



                       2
アンタレスたちプレアデス星団はベガとベテルの帰りを待っていた。ヒヤデス星団はどこか他の場所へ行ってしまった。
「なんてーか、勝手な奴らだなぁ・・・次の指示が来るまで待機してることはできないのかねぇ?」
アンタレスはヒヤデス星団の愚痴を言っていた。どうやらヒヤデス星団は見回りに行ったらしいのだが、一人もここに残っていないというのはどうなんだ?とも思っていた。
「・・・暇だねぇ」
隣に座っているフォーは退屈そうに言う。市民は冷静を取戻し、一時的に別の場所へ移っていた。
「全然関係ないけど、今下界にいるやつらって無所属のやつらばっかだろ?」
アンタレスは暇を持て余そうと雑談を始める。
「そうかもね」
「・・・・・・」
一瞬で会話は途切れた。
「(ネ、ネタが無ぇぇぇぇ!気まずすぎる!なんかないか話題!?)」
アンタレスは空を見ながら汗をたらたら流していた。

未だ忍び寄る危機に気づく者はいない。




・・・続く!!
これでも前には進(ry
ポルックスは未だ出番あらずw



♪ニィ〜ッコニッコどぉが♪(ゑ

行ってきましたニコニコ超会議!!
さすがニコニコ、人の数が凄かったっす!
そしてグッズの品ぞろえもばっちりだったっす!
ボカログッズをたくさん買いました♪(主にリンちゃん)
真っ先に行けなかった友達へのお土産と自分用のグッズを買い、展示とか見てましたw
痛車が凄かったww
沢山の絵師さんの絵を見ていたら、やはり自分はまだまだと改めて実感しました。
しかして、自分の描いた絵は載せますw


なんとなく、なんとなく描いた『怒羅衛門』です(ゑ
友達がこれ見た瞬間大爆笑してましたw


そしてこれはマスタロスト呉穂が『三本アホ毛の威力半端ねェ』的なこと言ってたので描いてみましたw