「希望の翼」 ♯鬱陶シイ

鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい鬱陶しい!!!!!!
鬱陶しい、馴れ馴れしい、邪魔、馬鹿馬鹿しい、下らない!!
「捜してたの!どこにもいないから心配したんだよ!?」
「だから聞こえちゃったんだよ・・・ていうか女の子にあんなこと言うなんて男らしくないよ?もっと素直になりなよ」
「アルタイルは"他人"に気づくべきだよ。人の話をちゃんと聞いてさ。本を読むことが全てじゃない、そして、本に書いてあることが全てじゃない。自分の周りからだって学べるものはたっくさんあるんだよ?」
証拠はあるのか?確証はあるのか?自信はあるのか?間違いは無いのか?それで俺の人生は変わるのか?
きっと、証拠も確証も自信もあって間違いなくて変わるのだろう。
自分は今まで、どんな顔でその言葉を聞いていたのだろうか・・・?どんな返事をしたっけ?
『俺は・・・なんでこんなにも、誰かに構ってもらってるんだ・・・・・・?俺はただの子供だよな?そうだ、ただの子供だ。なんだあいつら、何で俺は誰かと関わってんだ?今までずっと本読んで生きてたじゃねぇか・・・なにがきっかけでこんな・・・こんな・・・!?』
アルタイルの体は震えていた。窓はカーテンで閉め切っており、光はほとんど部屋に差し込んでいなかった。だが、今は朝なのだということはわかる。もう育成所に行かなければ遅刻してしまう・・・行かなければならない。
『行かなきゃいけねェのに・・・何だよ、クソ!』
体が脳の命令を受け付けない、体中の筋肉に力が入らない、力の入れ方がわからない。
『・・・・・・行きたく・・・ねェな・・・・・・』
アルタイルはそのまま、目を静かに閉じた。



どうもおかしい。
デネブはアルタイルの部屋の前で何故か仁王立ちをしていた。
いつもならもうすでにアルタイルは家を出ている時間のハズなのに、部屋の鍵がかかったままだ。この鍵は外から開けることはできないから、鍵がかかっているということは中には誰かがいるということだ。父が仕事に向かったのはちゃんと見たし、母はリビングでコーヒーを飲んでいる。つまり、部屋にいるのは間違いなくアルタイルだ。
『何があったんだろう・・・?』
「・・・疲れて寝てるんでしょ?そっとしておいてあげなさい?」
母は昨夜そう言っていたが、絶対違う。
『アルタイル・・・いる?』
返事は無い。
突然、玄関からノック音が聴こえた。そういえばもう行かなければ遅刻してしまう。
デネブは荷物を持ち、階段を降りて玄関の扉を開いた。
『何やってんだよ、早く行くぞ生徒会長さんよ』
シャウラ!先に行ってても良かったのに・・・』
『イイじゃねェか別に、遅刻するかしないかのこのスリルがたまんねェのよ!』
デネブは家の中に一回振り返ったが、すぐに外に出て行った。
とりあえず、母が何とかしてくれるだろう。
『いってきまーす!』




・・・続く!!
アルタイルに何があったのか!?(二回目)




八日間連休二日目
今日はずっとゲームしてましたw