グーイの過去

グーイの過去は酷いものです。                                                                                                                                                                              善良なダークマター族として生まれ、一族からも、いじめられ続けた・・・しかしある日、グーイに妹ができた。ブロップという、とても愛らしい娘だった。しかし、そのブロップも、一族からいじめを受けていた。グーイはブロップを連れ、自分の生まれた家を出た。おにぎりのような丸い姿で・・・                                                                                                                      それから7年後。すっかり大きくなったグーイとブロップ、ある日、ブロップが「バンダナが欲しい!!」と言ったのでグーイは大切な妹のため、すごく働いた。とても頑張り、バンダナを買えるぐらいお金がたまった。そして、バンダナを買って、ブロップにプレゼントした。しかし、ある日、一人のダークマター族がやってきた。そして「最近、バンダナを盗んだ奴が現れた。それはお前だな?」と言われた。しかし、グーイはきちんとお金を払ったと主張し、レシートも見せた。しかし、そのダークマター族は信じようとせず、証拠の写真を見せた。どう見てもグーイとは似ていないやつが、バンダナを盗んでいた。(これはきっとわざとで、どうしても俺を犯人にしたいようだな・・・。)とグーイは思った。しかし、抵抗することができず、グーイは・・・・・・刺されて死んだ。                                                                                                                                 グーイは真っ暗闇な場所で目を覚ました。何もない、ただの暗闇・・・グーイは泣きたかった。ブロップを守れず、あっさりとやられてしまった自分を酷く恨んだ。そのとき、優しい声が聞こえた。誰かはわからないが、とても懐かしい声。そして、こういった。「あなたを生き返らせてあげる。」とてもグーイは驚いた。しかし、その声はこう言った。新しい体にあなたのたましいを移します。」と・・・・「新しい体?まさか、まったく違う姿をしていないだろうな?」「いえ、そっくりそのまま、新しいあなたの体・・・」といい、グーイとまったく同じ姿の体が現れた。「・・・ほんとだ、俺の、俺の体がもう一つある・・・。」「わかりました。では、始めます。」・・・だんだん体が軽くなってきた。そして、新しい体になった。(自分的にはこれ、星のカービィシリーズの「残り人数」で、死んだら体をチェンジする。っていうのを勝手に考えちゃった。) そしてグーイは、カービィについてその声に教えてもらった。「あなたは、カービィに会わなければならない。カービィと会い、一緒にダークマター族を滅ぼすのです。」グーイはゆっくりうなずいた。しかし、「大変です。ブロップさんが生贄になるかもしれません。ダークマター族の儀式の犠牲者は私でもどうにもできません!急いで!」と、大変なことを言った。「ブロップを助けなきゃ。」グーイは決心した。「もうブロップばっかり嫌な思いはさせない。俺が助ける、守るんだ!!」グーイはブロップのもとへむかった。目覚めたのは病院のベッドの上。傷は完治し、力も湧いてくる。「ブロップのもとへ!!」グーイはウイングになりブロップのもとへ飛んで行った。                                                                                                                                                                                       「お兄ちゃん!!」ブロップだ。ブロップがいた!グーイは大急ぎで地上へ向かった。「ブロップゥゥゥ!!」ブロップの近くにはダークマター族がいる。「ぶったおしてやる!!」グーイとダークマター族の戦いが始まった。「ブロップは、俺が守る!!」「いや、お前は妹を守れなかった。」「えっ?!」ブロップを見ると、ブロップが喋っていた。「お前は何も守れない。無力だ・・・。」そのとき、グーイは、すべてを失ったと思い、その場から逃げた。今起きたことを受け入れられなかった。「ブロップがダークマター族に操られてしまった。もう、生きている意味がない・・・。俺は無力だ・・・。」そのとき、グーイのはるか前方にピンク色のボールが歩いていた。・・・カービィだ・・・。グーイは、あの声を思い出した。「カービィと会い、一緒にダークマター族を滅ぼすのです。」・・・もうこれしかない。ブロップを救うには、カービィくんと一緒に、ダークマター族を滅ぼすしかない。グーイは、昔の、おにぎりのような丸い姿に変身した。そして、カービィのもとへ向かうのだった・・・。          そのとき、カービィにおにぎりだと間違えられるのは、言うまでもない。