難しさの楽しさ

似たようなタイトルを前にも見た?気のせいよ…


ファンタジーというものはご存知の通り学園モノのように現代をモチーフにしているわけではありませんから作り込むのはとても難しいです。もちろん、中世のヨーロッパなどが参考にされていたりもしますが、独自の世界観をゼロから作るとなるとまぁ考えなきゃいけないことも増える増えるw
しかししっかり設定がハマるとそんな世界の中でキャラクター達がどんな生き方をしてどんな物語を紡いでくれるのか、楽しくなってくるわけです。もちろん王道の設定もリスペクトしつつ、新しくアレンジしたり、要素を追加していったり…無理矢理ねじ込むと後々が厳しくなってくるのであまりやりませんが、なんというか、"創っている"って思いますよ。
法則も、情勢も、歴史も…全部が自分に委ねられるわけですが、そんな自分の中の世界を描いて、ちゃんと読者は共感できるかというとそんなでもありません。世界観設定も大事ですが、キャラクターがきちんと人間であることが一番必要なことだと思うのです。見た目ではなく、仕草とか言動とか…世界は離れてしまっても、人間から離して共感してもらうというのはとても難しいことです。人間クサいことで、読者は味方なのだと思い、共感してくれるのではないか。と、そう思います。