世は追悼ムードですが

東日本大震災から二年の月日が流れ、本日はそのちょうど二年目です。
テレビは被災地に赴き、被災した方々に取材をし、当時のことを訊く・・・そして『忘れてはならない出来事』として後世に残していく。
俺は今日、この記憶は残しておくべきなのか、もしくは消してしまうべきなのか悩んでました。この場合、もちろん残すのが適切なのでしょうが、俺は1996年に生まれ、1995年に起きた阪神淡路大震災を知りません。
あの時の話は親からもあまり聞かされず、どんな状況だったのかもわかりません。そしてこの前、家庭科の授業で赤ん坊と触れ合いました。
「この子はあの出来事を知らないんだ」
と、ふと思いました。俺が阪神淡路大震災についてほとんど知らないのと同じように、あの子も東日本大震災を知りません。あんな出来事があったことを、あの子はいつ知るのでしょうか?
今日が二年目として、被災地の方々は色んなテレビ局からの取材に応じたと思われます。しかし被災地の方々にとって、東日本大震災は最悪の悲劇でしかなく、思い出したくもない記憶を呼び起こされることもあるかもしれない・・・確かに忘れてはならない記憶なのかもしれない。でもその記憶は、誰かの質問がきっかけで思い出されるものではないと思います。





学年末考査は明日で終わりです。明日の教科は社会のみ、勉強の方も一つに集中できて楽ってもんですw

では