考え過ぎは単なる厨二

金曜の話ですが、学級日誌を覗いてみたわけですよ。
学級日誌はその日の日直が書くのですがね、金曜に日直だった人の前の日直・・・ようは木曜の日直の日誌にはこんな感じの文章が
「人を殺すことが悪いと思っている人に質問する、君たちは虫を殺すことを罪悪感を感じないのか?(以下は忘れました)」
なんかもう・・・イタいです。
そして何で上から目線なんでしょうね?
この文章を見て俺の癖が発動・・・


じゃあお前は親が目の前で無惨に殺されても「人を殺すことは悪いことじゃない」とか言って泣かずにいられるのかよ?

・・・はい終わりw
いつもは一文の下に『↓』が入って脳内会議が始まりますがこんなの脳内会議をするまでもないのですぐ終結w
しかし確かに命は平等、虫だって一つの命でしょう。
でも
人を殺すのと
虫を殺すのとでは
意味がまったく違います。
人を殺せば殺された人の肉親や親族が悲しみ、殺した人を恨むはずですね。そんなのは目に見えるものですから・・・
でも虫は、虫というのはそもそも何故一度に大量の卵を産むのかというと、少しでも多くの子が生きてほしいから、『誰かに食べられたり潰されたりする』という前提のもと卵を産んでいるのです。
産んで、孵った子供の全員が無事にその一生を終えられるわけではありません。そこら中にカエルやらトカゲやらの天敵が存在し、食べられてしまう。それでも、数十の内のたったの数匹でも生き残って子孫を残してくれればいいのです。
虫に悪気はないものの、どうしても光に集まり、民家に入ってしまう時もあります。しかし人間にとっては
『虫』というのが家にいる=害
と体が覚えてしまっているのです。食事を荒らされたり、巣を作られたり・・・家というのは人間のテリトリーなのですから、「追い出したい」という本能に従っているに過ぎません。
虫だって生きてる
でもその前に
地球の害だと言われている人間もまた生きているのです。